アンデスのいもは栄養価満点!?旬の時期やおすすめレシピを紹介!

作り方

みなさん、アンデスのいもって聞いたことがありますか?

「名前は聞いたことがあるんだけど、実際に見たことがないな」「見たことはあるけど、調理方法がわからない…」

なんてことを思っている方がいるのではないでしょうか?

スーパーでも見かけることが少ないので、たくさんの方があまり食べたことがないかもしれません。

私も専業主婦で毎日買い物をするのですが、つい最近まで赤いじゃがいもの存在すら知りませんでした(笑)

実は、アンデスのいもは他のじゃがいもに比べて栄養価が高く、魅力的なじゃがいもなんです。

今回はそんなアンデスのいもの気になる情報やおすすめのレシピを紹介します。

魅力たっぷりなアンデスのいものことを知り、食べたらヤミツキになること間違いなしです

ぜひ新しい野菜の世界の扉を開いてみてくださいね。

 

 

アンデスのいもって何なの?

アンデスのいもとは、アンデスという名前のじゃがいもの一種です。

じゃがいもといえば、日本では主に男爵やメークインが売られていますよね。

では男爵やメークインとは何が違うのか、名前の由来や特徴、味を紹介します。

 

名前の由来

アンデスという名前ですので、皆さんのご想像通り、南米アンデスから由来しています。

アンデス地方の「ソラナム・フレハ」と「アーリーローズ」という品種の交配から生まれたのがアンデスレッドのじゃがいものです。

ソラナム・フレハは様々なじゃがいもの改良元であるそうです。

アンデスのじゃがいもには、「レッドアンデス」「アンデスレッド」「ネオデリシャス」「アンデス赤」などたくさんの呼び方があります。

ひとつのじゃがいもにこんなにたくさんの名前がついているこのは驚きですよね

特徴と味や食感

表面は赤い色をしており、果肉は鮮やかな黄い色をしています。

本当に見た目がさつまいものようですよね。

男爵に似ていて、丸くてこぶしのような形をしています。

調理前の果肉は粉質で、調理後はねっとりとした質感になります。

味や食感は、ほくほくしていて甘味と旨味のどちらもあり、舌触りがなめらかです。

アンデスのいもは煮崩れしやすいので、崩さないで食べる料理には不向きです。

でも、油との相性がとてもいいので、揚げる料理はおすすめですよ。

とても濃厚で糖度が高く、いもの味をダイレクトに感じるので、ぜひ皆さんに一度食べてもらいたいです

 

いもの旬と産地が知りたい!

アンデスのいもは、一般的なじゃがいもとは旬と産地が全く違います。

それではどう違うのか?アンデスのいもの旬と主な産地を紹介しますね。

旬の時期

一般的なじゃがいもの旬は基本的に一年に一回ですよね。

でもアンデスのいもは、4月~6月と9月~12月初句の年に2回生産されるんです。

じゃがいもには珍しい二期作で驚きですよね。(※二期作とは一年に二回、作物を栽培し収穫すること)

主な生産地

アンデスのいもは岡山県を中心に栽培されています。岡山県以外では、九州や中国といった暖かい地域で生産されています。

じゃがいもといえば、北海道などの寒い地域での生産が印象強いですよね。

そう思うと、アンデスのいもは旬や栽培場所も本当に珍しいじゃがいもだと改めて魅力を感じます。

 

アンデスのいもの価格はいくら?

「アンデスのいもって、結構高いんじゃないの?」

入手が難しいため、なんだか高級な感じがしますよね。

それでは、スーパーマーケットとネット通販での大体の価格を紹介します。

ぜひアンデスのいもを買われる方は下記を参考にしてみてくださいね。

スーパーマーケット

九州や中国の地方のスーパーマーケットでは、大体5~6個が税込みで200円、300円くらいで買えるそうです。

その辺りに住んでいる方なら、ぜひ現地のおいしいアンデスのいもを購入してくださいね。

九州や中国、岡山県あたりへ旅行に出かける際にアンデスのいもをお土産に入手するのもいいですね。

ネット通販

ネット通販での購入だと、ショップによって値段は変わりますが、調べによると下記の値段でした。

  • 1㎏510円(税込)~1460円(税込)
  • 3㎏1200円(税込)~
  • 5㎏2970円(税込)~

男爵やメークインのじゃがいもは大体1㎏200円(税込)からなので、アンデスは少し価格が高いです。

でも今は少し高くても、入手が難しい作物をネット通販で買うことができるのは便利ですよね

 

 

アンデスのいもの魅力的な栄養価って!?

気になるのが、冒頭でも述べたアンデスのいもの栄養価ですよね。

最初に話した通り、アンデスのいもは他のじゃがいもに比べて栄養価満点なんです。

それでは、どのような栄養価があるのかについて紹介しますね。

アントシアン

アンデスの赤い皮にはアントシアンが含まれております。

アントシアンといえば、ブルーベリーなどのベリー類に多く含まれ、その他にはカシス、ブドウ、イチゴ、赤キャベツや赤ジソなどにも含まれています。

アントシアンは目にやさしいことで知られている栄養素です。

βカテロン

アンデスの黄色い果肉にはβカテロンが含まれています。

βカテロンといえば、にんじんやピーマン、カボチャ、ほうれん草などの緑黄色野菜に含まれていますよね。

βカテロンはお肌や粘膜をすこやかにしてくれる栄養素です。

ビタミンC

意外かと思われる方も多いかもしれませんが、じゃがいもにはビタミンCが豊富に含まれています。

特にアンデスのじゃがいもは他のじゃがいもに比べてビタミンCが多く、

でんぷんに守られているため、加熱してもビタミンCが壊れにくい性質なんです。

アンデスを切ると、果肉の中に赤紫色が混ざっていることがあります。

その赤紫色は皮に含まれるアントシアンの色素と同じなので、全く問題なく食べれますよ。

 

 

アンデスのいもの保存方法は?

魅力的なアンデスのいもの保存方法は気になりますよね。

実は、アンデスのいもは生命力がとても高く、発芽しやすい品種なので長期間保存には向いておりません。

せっかく入手した魅力的なアンデスのいもをおいしく食べたいですよね。

それでは、涼しい時期と暑い時期の保存方法を順番に紹介します。

 

涼しい時期

日光を当てないように、涼しく風通しの良い場所で、段ボールなどにアンデスのいもを入れて保存します。

もしりんごがあれば、1個じゃがいもと一緒に入れると芽が出にくくなります。

りんごから出る「エチレン」という植物ホルモンがじゃがいもの発芽を抑制する効果があるんです。

 

暑い時期

暑い時期は、新聞紙などの紙につつみ、ビニール袋に入れたら、冷蔵庫の野菜室にアンデスのいもを入れます。
アンデスのいもは長期期間保存に向いてないので、すぐにアンデスのいもを調理しない場合は、加熱して、潰してから冷凍するのがいいですよ。
男爵やメークインなどのじゃがいもと同じで、芽は毒性がありますので、発芽したら芽を取り除いてくださいね。

アンデスのいものおいしいレシピはコレ!

これほど魅力的で濃厚なアンデスのいもと聞くと、やっぱり食べてみたいですよね。

アンデスの特徴を活かした、とてもおいしいおススメのレシピを紹介します。

想像しただけでよだれが垂れてしまいそうなレシピばかりなので、ぜひ作ってみてください♪

アンデスのベイクドポテト
【材料】(2人分)
アンデスのいも300g
オリーブオイル大さじ2
塩こしょう少々
  1. 皮ごと食べるので、アンデスのいもをよく水洗いします。芽があれば、取り除きます
  2. アンデスのいもを一口大に切ります
  3. オーブンの鉄板にクッキングシートを引き、切ったアンデスのいもをのせます
  4. アンデスのいもにオリーブオイルを回しかけて、全体に絡めるように混ぜます
  5. 4をオーブンに入れて、余熱なしで200度のオーブンに20分ほど焼きます
  6. 竹串がすっと通るくらいになったら出来上がりです
  7. 最後に塩コショウをかけてお召し上がりください
とてもシンプルなレシピですが、アンデスのいもをよく味わえる美味しいレシピです♪
アンデスのジャーマンポテト
【材料】(2人分)
アンデスのいも3個
玉ねぎ1個
ソーセージ2本
乾燥バジル大さじ1
塩コショウ少々
オリーブオイル大さじ1
  1. 皮ごと食べるので、アンデスのいもをよく水洗いします。芽があれば、取り除きます。
  2. アンデスのいもは小さめに切り、玉ねぎは角切りして、レンジで柔らかくなるまで温めます。
  3. ソーセージは斜めに薄切りします。
  4. オリーブオイルを引き、フライパンが温まったら2と3を入れて、軽くカリっと焦げるまで中火で炒めます。
  5. 軽く焦げたら、塩コショウと乾燥バジルを振って完成です。

カリカリとしたアンデスのいもとソーセージがたまらなくおいしそうですよね。

アンデスのじゃがバター
【材料】(2人分)
アンデスのいも3個
有塩バター10g
乾燥パセリ少々
  1. 皮ごと食べるので、アンデスのいもをよく水洗いします。芽があれば、取り除きます。
  2. 洗ったアンデスのいもを、少し水を入れた蒸し器の耐熱容器に入れて、レンジで温めます。
  3. アンデスのいもがいい感じに蒸せたら、お皿に移して十の字に切り、バターを載せて乾燥パセリをふりかけたら出来上がりです。

アンデスは煮崩れしやすく、濃厚で甘いので、じゃがバターにとても相性がいいです

 

 

まとめ

  • 食感がほくほくしており、ほかのじゃがいもと比べて濃厚で糖度が高い
  • 油との相性がよくて、煮崩れしやすいため、焼いたり崩したりして食べるのがおすすめ
  • アントシアンやβカテロン、ビタミンCの栄養価を含む
  • スーパーにはなかなか売ってないため、ネット通販で買うのが便利
  • 長期保存には向いてないので、早めに食べたほうがいい

アンデスのいもはスーパーでもなかなか出会えない、珍しいじゃがいもです。

赤い皮にはアントシアン、黄色い果肉にはβカテロン、じゃがいも自体にはビタミンCが含まれ魅力的な栄養素を兼ねそなえています。

年に二回栽培され、発芽しやすいため、長期期間には不向きなのですぐに食べるか冷凍することがおすすめです。

今はそんな入手困難で魅力的なアンデスのいもがネット通販で買うことができます。

ぜひネット通販で購入して、濃厚で甘いアンデスのいもを楽しんでくださいね♪

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