麦茶を飲むと冷え性が和らぐ?温活に嬉しい麦茶の良い事とは?

食べ物

これから暑い季節になっていくにつれて、飲みたくなるのが麦茶です!

暑い時期、スポーツの後やお風呂上がりなどに飲むと、特に美味しく感じる麦茶。

夏に冷蔵庫でキンキンに冷やした麦茶をゴクゴク飲むのは最高ですよね。

冷え性に良いはたらきがあり、温活にも良いと言われている麦茶ですが、その一方で、飲み過ぎると体を冷やすという噂も…。

そこでこの記事では、麦茶は体を温めるのかそれとも冷やすのか、その真相について検証していきます。

また、麦茶を飲むことで得られる嬉しい内容も、麦茶を飲んで温活に役立てるためのとても良い飲み方についても紹介していきます!

 

 

麦茶で冷え性が和らぐ?温活に良い?

麦茶は冷え性を和らげてくれると言われている一方で、体を冷やすとも言われています。

矛盾する二つの噂があるようですが、実はそれは、西洋医学と東洋医学の見解の違いからきています。

麦茶は体を冷やす(東洋医学の考え方)

東洋医学では、麦茶は体を冷やすと言われています。

東洋医学では、発酵させた飲み物が体を温めると考えられており、発酵させていない麦茶は、体を冷やすタイプの飲み物とされているのです。

また、東洋医学の考え方では、麦茶の原料である麦は「陰の食物(体を冷やすもの)」とされています。

麦茶は、夏場はほてった体を冷やしてくれる一方で、冬には飲まない方がいいと考えられているのです。

したがって、東洋医学を信じる人にとっては、「麦茶は体を冷やす」という噂が真実ということになります。

麦茶は体をあたためる(西洋医学の考え方)

一方、西洋医学では全く違うことが言われています。

麦茶に含まれる「ピラジン」という成分には、指先などの末梢神経の血流を良くするはたらきがあります。

冬になると手足の先の冷えがつらいと思う方は多いですよね。

ピラジンは血液の流れが良い傾向になり、指先まで血液が巡るようになって体が温まり、つらい末端冷え性が緩和されます。

つまり、西洋医学を信じる人にとっては、「麦茶は冷え性を和らげる」という噂が真実ということになります。

 

 

麦茶は冷え性を和らげる!嬉しい6つ

体を「冷やす」と「温める」を併せ持つ麦茶。

あまりにも身近な飲み物なのであまり知られていませんが、健康や美容に嬉しい効能がたくさんあります。

麦茶を飲むことで得られる嬉しい6つの良い事を、以下で紹介していきます。

 

冷え性を緩和する

麦茶に含まれるピラジンという成分は、血流を良い傾向にしてくれるそうです。

手足の指先が冷たい、という冷え性に近い症状は、実は体内の血流が悪いことで起こるものとされてます。

麦茶を日々の水分摂取に取り入れ、ピラジンを積極的に摂取することで、冷え性の緩和が期待ができます。

また、血流が低下すると、血圧上昇や血栓などの問題も引き起こされる事もあるそうです。

毎日の水分補給に麦茶を取り入れて、サラサラな血液を手に入れましょう。

 

熱中症になり難くなる

麦茶の原料である大麦には、体のほてりを鎮めてくれます。

また、麦茶にはナトリウムやカリウムといったミネラル成分が豊富に含まれています。

麦茶による水分補給は、汗をかくことで不足する水分とミネラルを同時に補うことができるため、熱中症の予防にとても良いです。

ただし、大麦の成分そのものに体が冷やされるため、冷やしすぎないよう、麦茶を飲むときは常温かホットで飲むのがおすすめです。

 

利尿作用がある

麦茶には利尿作用があり、体の中に入った老廃物を利尿の時に押し流してくれます。

むくみを和らげるのにもつながるのはもちろん、体を元気にしてくれるのも期待できます。

また、水溶性食物繊維も豊富に含まれているので、毎日のお通じにも良いです。日頃の水分補給で、体の老廃物を促すことができたら嬉しいですよね。

 

眠りを妨げない

同じくお茶である緑茶や紅茶とは異なり、麦茶にはカフェインが含まれていません。

コーヒーにも含まれ、眠気覚ましに使われるイメージが強いカフェインですが、赤ちゃんや妊娠している女性の体には悪いとされています。

カフェインを含まない麦茶は、赤ちゃんや妊婦さんにも嬉しい飲み物だと言えますね。

また、赤ちゃんやお年寄り以外の方にとっても、寝る前にカフェインの入ったコーヒーや紅茶を飲んで眠れなくなってしまったという人は多いはず。

麦茶はノンカフェインなので、時間を気にせず寝る前にも飲めるのは嬉しいですね。

 

美しい肌・ダイエット

麦茶の原料である大麦には、ビタミンB群が豊富です。

肌の力を高めるビタミンB群は、肌悩みの女性にとって嬉しい栄養ですね。

また、大麦は穀物の中でも太りにくいとされていて、ダイエットにも良いです。

 

体の酸化を抑える

麦茶には「Pクマル酸」と呼ばれる成分が含まれています。

Pクマル酸は、あらゆる病気の元になると言われる原因を、健康に戻そうとしてくれるはたらきがあります。

麦茶を毎日飲み続けることは、風邪をひきにくくなったり健康が高まったりと、うれしいですよね。

健康のためにも、毎日欠かさず麦茶を飲み続けたいです。

 

 

麦茶で冷え性撃退!温活に良い飲み方

血流を良くしてくれ、温活にもベストな飲み物である麦茶。しかし、麦茶を飲む際には、注意したほうが良いいくつかのポイントがあります。

麦茶の良い所を最大限得られるように、注意点をしっかり押さえておきましょう。

 

常温か温めて飲む

ただでさえ体の熱を冷ます麦茶。

これをキンキンに冷やして飲むと、さらに体が冷えやすくなり、体調を崩す原因にもつながってしまいます。

冷蔵庫で保管していても、飲む時は常温に戻すか温めてホットで飲むなど、ひと手間加えることで温活を高めることができます。

どうしてもキンキンに冷えた麦茶が飲みたい場合は、一度に大量に飲まず、少しずつ飲むように心がけましょう。

寝る前にたくさん飲みすぎない

麦茶には利尿作用があるため、飲み過ぎには注意が必要です。

特に寝る前にたくさんの麦茶を飲んでしまうと、夜中にトイレに起きてしまって眠りが浅くなってしまうかも。

上質な睡眠を確保するためにも、寝る前の麦茶の飲み過ぎには注意しましょう。

古くなった麦茶を飲まない

麦茶の原料である大麦には、雑菌が繁殖しやすいという難点があります。

毎日飲みたい麦茶ですが、一度に作り過ぎると飲み切る前に悪くなってしまう可能性も。

そのため、麦茶を作る際は2日以内で飲み切れる量を目安にして、一度にまとめて作る量は控えめにしましょう。

 

 

まとめ

  • 冷え性を和らげる
  • 熱中症を抑える
  • 利尿作用
  • 眠りを妨げない
  • 美しい肌・ダイエット
  • 酸化を抑えてくれる

体を冷やすたり、体を温めたりと両方を併せ持つ麦茶。その他にも、以上のような嬉しい事がたくさんありました。

とても身近な飲み物であるからこそ、その働きやなどを正しく理解し、良い飲み方ができるといいですね。

夏に近づくにつれ、飲む機会が増えてくる麦茶。健康や美しい肌を保つためにも、毎日の水分補給の中に意識的に取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

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